解体工事について
家屋や工場など建物の解体工事を依頼することは、人生の中でそんなにあることではないと思います。したがって弊社に解体のご依頼を頂く方の大半が“解体工事を頼むのは初めて”という方がほとんどです。当然解体費用の見当もつかないでしょうし、どのような書類を準備していいのかもわからないと思います。
当社はそのような方でも十分納得がいくよう一からご説明をさせて頂き、ご予算に応じた解体工事をご提案させて頂きます。
またHP内にもある『古民家鑑定士』の資格を有するものも在籍しておりますので、既存の解体建物の“この部分を新築にも利用したい(リクレイム)”というご要望があれば、できる限りそのご要望にお応えさせて頂きます。
解体工事の流れ
お問合せ
お電話・メール・FAX等でご連絡下さい。折り返し弊社担当者よりご連絡を入れさせて頂きます。
その際解体物件を拝見させて頂くお日にち、お時間を決めさせて頂きます。お手元にカレンダー等をご用意頂けると便利です。
現地調査
解体物件のある現地へお伺いさせて頂きます。物件を建てられた際の設計図等があればより詳しく、正確にお見積りをお出しすることが可能です。主な調査内容としましては次のような内容の調査をさせて頂きます。建物の広さ及び種類、建物内の生活残存廃材、養生範囲の確認、解体後の用途の確認、浄化槽等の有無などです。お時間にして約30分~50分程度です。生活残存廃材に関しましては量が不明確な場合には、着工前に再度お見積りをさせて頂くことがございます。
お見積書お届け
現地調査のデータを元にお見積書を作成させて頂きます。お見積書完成後、内容のご説明も兼ねましてご依頼主様までお届けに上がります。その際お借りしておりました設計図等の書類もご返却させて頂きます。
注文書・着工日の決定
ご契約の際は弊社営業担当もしくは直接弊社までご連絡下さい。注文書、建設リサイクル法届出書(解体物件80㎡以上の場合)、建設リサイクル法届出書に纏わる委任状等の書類にご署名・ご捺印を頂きます。
ご注文書を頂いた後、弊社より工事請負契約書の方をお持ち致します。
電気・水道ラインの撤去手続き
『電線の保護・撤去』
弊社より電力会社へ撤去工事の連絡を致します。ご自身でご依頼される場合は、建物解体する旨を必ずお伝え下さい。
『水道の閉栓』
水道局に閉栓する旨をご連絡お願いします。メーターの撤去はしないで下さい。解体工事の開栓手続きは弊社にて連絡致します。
ご近隣様への挨拶回り
工事着工前のご挨拶・ご案内をさせて頂きます。基本的にはご依頼主様に同行させて頂き、工事案内状と粗品をご用意させて頂きます。
解体工事には埃や振動・騒音が必ず発生致します。近隣の方々に事前周知して頂くことが工事を進める上でトラブル防止に繋がりますので、近隣挨拶回りは必ず実施させて頂きます。
解体工事着工最終打合せ
解体工事着工前に解体箇所、残す箇所の最終確認をさせて頂きます。解体工事開始後は大変危険ですので、工事関係者以外の立ち入りは固く禁じさせて頂きます。
必要なものは全て着工前日までに搬出して下さい。
いよいよ解体工事に入ります!
着工・安全対策
工事着工後、最初に現場にて念入りに工事行程・危険個所等の確認を行います。
解体工事にあたり万が一、クレーム等があった場合は弊社が責任を持って対応致します。
工事に入り地中埋没物等があった場合は別途お見積をさせて頂きます。
養生作業
車両搬入経路等、地上面を傷つけないようにする為、鉄板等の養生を施します。また解体工事の際に発生する埃や振動・騒音を軽減させるために足場を組み、防音・防塵シートなどで養生を行います。
内装撤去作業
内装の撤去作業に入ります。断熱材や石膏ボードなどを手作業にて撤去していきます。
外部解体作業
内装撤去作業が終わり、次に外部解体作業に取り掛かります。大型重機などを使用し、埃や粉じんが飛散しないように散水しながら取り壊していきます。ただ単に取り壊していくのではなく、取り壊す建屋のバランス等を計算しながら作業を進めていきます。いわば職人技です。
選別搬出作業
取り壊した建物副産物(コンクリートがら、木くず、スクラップ等)を種類ごとに選別し、処分場に運搬します。見た感じ、だいぶスッキリしてきました。
花崗土搬入・整地作業
花崗土を搬入し、整地を行っていきます。現場の解体作業としてはこれで完了です。
工事完了予定のご連絡
工事完了予定日を完了する1~3日前に一度ご連絡を入れさせて頂きます。
この時に工事完了時の立会い日時を決めさせて頂きます。
工事完了御立会
工事完了のご確認をして頂きます。万が一御立会できない場合には営業担当もしくは弊社までご連絡下さい。
※工事完了の日時は多少前後する場合がございますので、ご了承願います。(地中埋設量の関係)
竣工
工事完了後一週間以内に重機搬出とご近隣様ご挨拶をさせて頂き、竣工となります。
ご請求書の送付
工事完了確認後に請求書をご郵送させて頂きます。工事完了後10日以内に請求書記載の指定口座までお振込みお願い致します。
滅失照明書等送付
解体後に建物滅失証明書を法務局へ提出する必要があります。ご入金が確認できましたら、弊社より『滅失証明書』『印鑑証明(コピー)』『建設業許可証の写し』の3点を郵送にてお送り致します。
当社保有解体重機
型式:ZX200
メーカー名:日立建機
アタッチメント:カッター仕様
バケットサイズ:0.7m³
用途:主にアーム先端部分のカッターで鉄骨・鉄筋等を切断する。
型式:SH200LC-3
メーカー名:住友建機
アタッチメント:マグフォーク仕様
バケットサイズ:0.7m³
用途:先端部分がマグネットになっており、鉄のみを引っ付け選別作業等に用いる。
型式:SH225X-3
メーカー名:住友建機
アタッチメント:マルチ解体仕様
バケットサイズ:0.7m³
用途:足元にあるハサミでモノを固定し、アームにて切断等が可能。
型式:SH240-5
メーカー名:住友建機
アタッチメント:グラップル仕様
バケットサイズ:1.1m³
用途:写真をご覧頂けると一目瞭然。アームの先端でモノを包み込むように掴めるのが特徴。細かいモノを大量に掴むのに最適。
型式:ZX120
メーカー名:日立建機
アタッチメント:フォーク(トロンメル)仕様
バケットサイズ:0.45m³
用途:通常はアームの先端にフォークといわれる“爪”のような形状のアタッチメントがついており、ツカミ・選別等に適している。
画像はカゴの中に混合物を入れ、遠心力により分別を行う。
メーカー名:コベルコ
アタッチメント:マルチ解体仕様
バケットサイズ:0.45m³
用途:こちらのマルチ解体重機はアームの先端部分が非常に細かくなっており、より小さな部分の解体作業にて威力を発揮することが可能。
型式:ZX50U-3
メーカー名:日立建機
アタッチメント:フォーク仕様
バケットサイズ:0.2m³
用途:バケットサイズ0.7m³や0.45m³と重機自体の大きさがことなり、狭い場所での解体作業等に多く用いられる。
型式:ZX30U
メーカー名:日立建機
アタッチメント:フォーク仕様
バケットサイズ:0.1m³
用途:上記の0.2m³タイプよりもう一段ミニサイズ。
型式:PC30MR
メーカー名:コマツ建機
アタッチメント:フォーク仕様
バケットサイズ:0.1m³
用途:こちらもアームの先端がフォーク仕様になっており、細かい作業から幅広い用途にて使用される。
型式:FHD30C3
メーカー名:南海TCM
アタッチメント:全回転ロールクランプタイプ
用途:前方のツメを差し込んでモノを持上げるのは元より、ツメ部分が左右に開閉、360度回転可能。
型式:FD30C6H
メーカー名:南海TCM
アタッチメント:ヒンジドフォークタイプ
用途:前方のツメが90度折れ曲がり、小スペースでの方向転換が可能。